ジャガイモを育てる際、畑の準備は非常に重要です。畑がジャガイモ栽培に適していない状態で植えてしまうと、ジャガイモが病気になってしまったり、ちゃんとしたジャガイモが育たない危険があります。それ故、畑づくりは、ジャガイモ栽培の成功の大部分を占める重要な要素なのです。今回は、春にジャガイモを栽培するという事を前提とさせて頂きます。なぜならば、春ジャガイモの栽培は秋ジャガイモの栽培と比較して簡単にできるからです。春ジャガイモは関東地方などは2月下旬～3月下旬頃に植え付けて、九州地方など比較的暖かい地方では1月下旬から3月下旬頃を目安に植え付けをします。今回は、ジャガイモの品種と畑の準備までを紹介させて頂きます。
お勧めのジャガイモの品種
- 男爵
- キタアカリ
- メークイン
上記ジャガイモに関しては、栽培難易度にそれほど差はない為、あとは好みで選んでください。下記リンクにジャガイモの種類が記載されておりますので、参考にしてみて下さいね😊
珍しい種芋の芽出ししている所を撮影しました。同じジャガイモなのに品種によって大きさ、形と様々で、とても面白いです😄
オホーツクチップ
シャドークイーン
こがね丸
インカのめざめ
ピルカ
レッドムーン
ノーザンルビー
アンデス赤
畑の準備
| やること | 注意点 |
| 苦土石灰をまきます。 理想はPH5.5〜6.０ | PH6.5以上だと、そうか病の発生リスクが高まりますので、苦土石灰は不要です。 |
| 腐葉土、化成肥料、米ぬかをまきます。 | 量が多すぎると肥料やけを起こしてしまいます。 |
| 植え付けの2～3週間前から日光に当てて、芽出しをします。 | しっかりと日光に当てないと、もやしのような弱い芽が出てきてしまう為、日が当たる場所で芽出し作業を行って下さい。 |
| 植え付けの3～5日前に、40g程度になるようにジャガイモを切断します。 | 40g以下のジャガイモは切らずにそのまま植えます。 |
ジャガイモ畑を作っている作業風景
１台３役でPH、湿度、温度が測定可能です。農業を行う上で必須アイテムです。
苦土石灰を畑施してから、約２週間後に、腐葉土、化成肥料8-8-8と米ぬかを適量畑にまきます。私は標準的な化成肥料を使用しましたが、イモ専用の化成肥料もあります。次回はそちらを使用予定です😊米ぬかには不純物がなく、安全で栄養が豊富です。米ぬかをまく事により、甘くて美味しいジャガイモができます😚
腐葉土、化成肥料、米ぬかをまいた後の畑の様子
耕運機を使用して、腐葉土、化成肥料、米ぬかを畑に混ぜ込みます。
マルチを敷く準備をします。
ジャガイモ栽培にするにあたって、マルチ栽培は手間がかからず、お勧めの栽培方法です。別ブログでマルチ栽培の手順を詳しく紹介させて頂きますので、是非みて下さいね！😁
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